支部長あいさつ
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日本生体医工学会は、工学の手法を医学生物学に応用し、また医学生物学知見を工学に応用するための研究の発展、知識の交流、社会的事業の振興を目的に、医学と工学の間の新しい境界領域に対する学会として、昭和32年(1962年)に設立されました。
昭和42年7月に設立された同会九州支部においても、本会が掲げる目的遂行のため、講演会等の開催や関連学協会・施設との協力活動などの各種事業に取り組んでおります。毎年の支部学術講演会では、若手研究者による優れた発表に対して研究奨励賞を授与し、学術の向上とともに、大学院生をはじめとする若手研究者の研究活動の奨励にも努めております。
今後も、理工学系、医学系研究者らによる活発な学会活動と深い議論を通じて、医工連携による研究・技術のさらなる発展と若手研究者の継続的な育成に向けた活動を盛り上げていきたいと考えております。
皆様方のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
謹白
平成26年8月
日本生体医工学会九州支部
支部長 樗木 晶子
九州大学大学院医学研究院保健学部門教授
九州大学病院循環器内科併任